ウェブサイト制作におけるヒアリングを攻略する

ウェブサイトを作ることは建物を建てることに似ている。
設計をして、デザインをする。
設計の前には施主がその建物をどう使いたいか?やどんなデザインにしたいかといった希望や要望があり、話を聞くことから始める。
その後、提案、、、確かに建物を建てることとウェブサイトを構築することは同じだ。

サイト制作の工程において1番難しいのがヒアリングであろう。
ヒアリングの精度によって作るものが変わってくるし、何より制作においてトラブルの有無はここにかかっている。
ではどうしたらよいか?


目次

  1. まず何ためにヒアリングをするのか?を整理する
  2. ゴールはどこかを想定するけど 答えは出さなくても良い
  3. 聞くことは”WHY?”で進める
  4. ヒアリングの終え方
  5. 議事録の提出
  6. まとめ

まず何ためにヒアリングをするのか?を整理する

全てここから。何のためにヒアリングをするのか、自分で分かっていますか?
意外をそこを整理する前にヒアリングを始める時がある。
それは相手を、仕事を舐めている行為。
まずはしっかりとヒアリングの目的を決めること。
サイトリニューアルの場合であれば、”現在の不満・悩み”が多いと思う。
さらに、”やりたいこと・実現したいこと”もある。これは新たなニーズに対する要望ですね。

ゴールはどこかを想定するけど 答えは出さなくても良い

これは双刃の剣となる場合もあるが、ゴールは決めてヒアリングに望みたい。
しかしそのゴールに固執しすぎても良くない。
あくまで仮説としてのゴールであり、無理にまとめる必要もない。事故につながる。
話が漠然としたならそれはそれでOK!
焦らずに、ひとまず持ち帰り、メール等で仮説を送れば良いです。

聞くことは”WHY?”で進める

なぜ?どうして?
基本的にこちらが話すことはない。
相手の話を促すことに徹底したほうが良いです。

ヒアリングの終え方

ヒアリングの終わりは必ず次の行動とセットにすること。
話の流れでゴールが見えれば、見積書の提出になるかもしれない。
今日の話を一度持ち帰って、まとめを出すこともあるかもしれない。
次はいつ?とか、何日以内に対応する、といった数字で示すのが良いです。

議事録の提出

そして最後に議事録は出そう。
体裁はさまざまだが、今後のキーポイントとなりそうなワードを抽出すること。
可能な限り提出して、確認してもらったという既成事実を作ること。
それが制作のクオリティにもつながるし、今後の制作中におけるトラブルの発生を減らしてくれる。
それくらい”言った、言わなかった”が非常に多いのだ。
さらに議事録の提出は仕事のできるヤツという評価アップにもつながる。
面倒くさがらずに議事録を提出しよう。

まとめ

ヒアリングが難しいのは聞き手の人間性が関係するからだ。
話が聞くのが嫌いな人は顔に出るし、態度に出る。
そうすると、場合によっては仕事がそこで終わってしまうこともある。

しっかり予習をして目的を決めてヒアリングに臨むこと。
後は状況に応じて、焦らずに。
仕事に初めのヒアリングを丁寧におさめて、綺麗な業務スタートを切りましょう!

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